"オードラゴン"を語る

いわゆるシンキングPEで芯材にフロロを使っていて周りをPE4本組みで編んでいる。比重が1.40あり潮馴染みが非常に良い。

難点というか使用上の注意であるが、2種類の材質を組み合わせてあるラインの為、根掛かりを外すなど強く引っ張ったり、FGノットなどのハーフハッチする度に締め込むと、中の芯材が切断されてWX編みのピッチでキンクが発生する。FGノットは結束強度が50〜60%になると言われている。
もしキンクが発生すればその部分はカットすれば問題ない。
ノットはFGなど使わずふふーノットにすれば結束強度は低下しない。

水との摩擦はPEラインと同程度である(当たり前ですけど)。
なので払い出しの潮では141シンカーアジングと比べて若干浮き上がる感触あり…大体0.2gの差がある。1.0gを1.2gにする感じだ。

操作感は比重1.40のおかげで潮馴染みが良くジグヘッドの存在感はバッチリ伝わり、1cmリフトすれば1cmジグヘッドを動かせる。
潮の荷重や深さによるラインの抵抗感もちゃんと出ている。全く問題ない。

さて反響感度であるが、これは完全に芯材のフロロと同程度だ(当たり前ですけど)。
141シンカーアジングはポリアリレート繊維でアレは特殊。普通にフロロラインは「フェザリングして僅かにテンションが掛からなければ反響は伝わらない」のでそこは守らないと。しかしPEよりかは全くマシ。使えます。
素早くフリーフォールで目的の深さまで落としたら、後はナチュラルテンションのドリフトで「コツッ」というアタリを待つだけだ。

見た目はPEだけど「これは柔らかいフロロだ」という認識で扱うと良いと思う。
発売当初「思ったほど感度がない」という声も聞こえたが、何を勘違いしたのか別に新素材でも何でもないのでそりゃそうです。
これはフロロの感度である。

0コメント

  • 1000 / 1000

カレントゲームベース

激流というフィールドで そこに待ち構えている魚を何でも釣りたい! カレントゲームの魅力を発信します。