141シンカーアジングのとある秘密

高強力ポリアリレート繊維で出来ている141シンカーアジングには3つの非常に優れた特徴があります。
まず「1.41の高比重」これは潮馴染みが良くなる。
そして「全く伸びない」PE以上の低伸張です。
そして最大の特徴が「緩んだ状態でも反響を伝える」です。

AさんとBさんが一本のロープを持っています。
ロープはダランと緩んでいる時、Aさんがチョンチョン動かしてもBさんには伝わらないです。でもピンと張ったロープでは伝わりますね。これが普通のラインの感度です。

ではAさんとBさんが鎖を持っていたらどうでしょうか。
ダランと緩んでいる鎖をお互いが持っています。Aさんがハンマーで持っている鎖を叩いてみます。すると緩んでいるのに何か振動が伝わりますね。固体中を衝撃波が伝わっているわけです。
もちろんチョンチョン動かす場合でも波動は伝わってます。

141シンカーアジングは、鎖と同じく衝撃波が内部を伝わります。
地震の時にP波とS波というのを聞いた事があると思います。そのP波を伝える材質だという事です。

実はフロロラインも若干ながら衝撃波が伝わります。ほぼテンションがかかっていないようなフォール中であったりドリフト中でも何か違和感のようなモゾモゾが感じられますよね。
141シンカーアジングはその"モゾモゾ"が、ハッキリ"ゴソゴソ"と伝わってきます。
そんな金属の鎖ようなラインなんです。

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