なぜ流されるベイトは食われちゃうの

海の生物は、常に同じ数が棲息する事はあまりなくてかなり増減を繰り返してます。
季節に応じての水温だったり川からの栄養分だったりがキッカケになって爆発的に増殖し、その後食べられたり休眠したり卵になったりして静かになります。

また繁殖期になると今までの生活から一変して積極的に海中に遊泳する生き物や、幼生期に遊泳生活し成熟すると定着生活するものもいます。

まあほとんどの小さな生物…ゴカイであったりアミであったりシラスであったり…は大発生する事で命を連鎖させます。集団でいる方が生き残れる確率が高い…それほど身を守る術のない生き物達はとにかく数を増やす事で子孫を残すという戦略です。
そんな生き物が大発生すると群れになって海中を漂う訳なんです。
それが海流によって流され移動していきます。

小さな生物を食べる小さな魚達は、大発生した微生物の群れは大チャンスです!とにかくたくさん食べたい。
だけど広い海を泳ぎ回る能力はあまりないので、効率を考えると流れのある場所で微生物が流れてくるのを待つのが有利です。
イワシなどは自然と潮目などに集まって来ますよね。これはメバルやアジも同じです。

また小さな魚や甲殻類を食べる大きな魚も大チャンスですね。
普段なら大変頑張って逃げる小魚や小エビを追い回してやっとありつける。
それが激しい流れの中で夢中になって微生物を食べている。スキだらけです!
流れの中は自分の方が遊泳力があるので小魚を追えば簡単に食べられるし大群なので食べ放題。なので流れには大型魚も集まってきます。

カレントゲームは激流に集まってくる魚を狙います。
魚達は季節や雨によって発生する生き物を狙ってますから、今どんなベイトが発生して流されているのか想像するのが大事です。
様々な経験からベイトを予想しながらのカレントゲームはすごく楽しいですよ!

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カレントゲームベース

激流というフィールドで そこに待ち構えている魚を何でも釣りたい! カレントゲームの魅力を発信します。