釣り場の"クセ"

全国どこに行ってもどんな釣りをしても、共通する釣りの根本的な部分ってあります。
しかしその場所で、どのタイミングでジアイとなるか、どんな風に魚が寄るのか、どのレンジに魚がよく居るのか…そんな"釣り場のクセ"ってのがあって非常に釣果を左右する要因です。はっきり言うと釣り場の癖を知るためにそこへ通う訳ですよ。

釣り場のクセとは一体なんなのか…
地形なのか海流なのか…対象魚の好みってのもありますし、ベイトがやってきてそこに溜まる要因てのもありそうです。
もう色んな要素があってよく分かりませんが、とにかくそこのクセをいち早く掴むのが良い釣りの為に必要な状況感知能力です。
これを理解している釣り人がよく釣る人です。
自分の普段の釣りと、釣り場のクセをアジャストして微調整しつつどんどん釣っていくのです。見事ですね。

地形や潮流などから理論的に導き出せる"予想"があります。湾奥だから流れは緩いだろう、岬だからよく流れるだろう、流れ込みがあるからベイトがいるかも、水深があるから沖から入ってくるだろう…
似たような場所なら似たようなクセかもです。
その場所限定の生物が生息していたり、特定の時期に発生するベイトがいて特徴的にある魚種が大漁となる釣り場もしばしばあります。
タチウオの名所とかカマスが釣れる波止とかありますでしょ。
完全になぜなのかは分かりませんが、何となく「こんな理由てこの釣り場のクセは説明できる」ってあります。

しかし「全く意味不明」なクセもあります。
上げ潮は全くダメで下げで釣れるポイント、
ひたすらボトムだけ良型が釣れる波止、
マヅメで釣れる磯、などなど…
通うしかありません。色んなタイミングで入る、そして粘ってみる。
漫然と釣りをするだけでは、釣り場のクセなんて分からないです。
頭の片隅にでも探究心がある人だけ、ある時クセを見抜いて"よく釣る人"の仲間入りを果たす事でしょう。

0コメント

  • 1000 / 1000

カレントゲームベース

激流というフィールドで そこに待ち構えている魚を何でも釣りたい! カレントゲームの魅力を発信します。